福島県は全国No.1の「エコ米」生産地。
でも皆さんは「エコ米」ってご存知ですか?!
全国規模で急速に広がる「エコ米」について、その基礎知識をご紹介します。 |
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| 環境に配慮した農業が求められています。 |
農業は自然環境に大きく関わる産業です。作物は土や水など、自然界の恵みを受けながら生育します。また、水源を涵養し、大気を浄化するなど、環境保全にも一定の役割を担っています。一方、不適切な農作業によって、環境にマイナスの影響を及ぼすこともあります。過剰に肥料を使用して地下水を汚染するなどの事例が一部の県で発生しています。福島県においても豊かな自然環境を確実に次世代へと引き継いでいくために、可能な限り環境に負荷をかけない農業の在り方が求めらようになりました。こうした状況を受けて、平成11年度に「持続性の高い農業生産方式の導入に関する法律」が整備されました。 |
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| エコファーマー認定制度 |
| 「持続性の高い農業生産方式の導入に関する法律」に基づいて誕生したのがエコファーマー認定制度。環境に配慮しつつ、生産性を維持・増進するバランスの取れた生産技術の導入計画を、都道府県知事に認定された農業者の愛称がエコファーマーです。土づくり、化学肥料低減、化学農薬低減の3つの技術について一体的に取り組み、慣行栽培に比べて化学合成由来の窒素成分と農薬の成分数を20%以上削減することが求められます。エコファーマーが生産した農産物を「エコ農産物」と呼び、「エコ米」も同様にエコファーマーが生産したお米の総称です。エコファーマーの認定を受けると、「エコファーマーマーク」を付してお米を販売することができるため、消費者の方々にも安心してお買求めいただけます。 |
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環境にやさしい農業者のシンボル
「エコファーマーマーク」 |
県知事の認定を受けた農業者のみ使用できる「エコファーマーマーク」。エコファーマーの存在を周知し、一層の普及・拡大を図るために「エコファーマーマーク」が制定されています。「eco」の文字、「地球」「∞(無限)」の3つをモチーフに、持続性の高い農業生産方式に取り組む農業者の積極的な姿勢と広がりをアピール。「笑顔」のデザインは、地球環境へのやさしさと農産物の安心感、親しみやすさを象徴しています。 |
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| エコファーマーが取り組む「持続性の高い農業生産方式」とは? |
| 生産量や品質の水準を維持しながら、土壌の性質に由来する農地の生産力を維持・増進し、よりよい営農環境を保っていくための生産方式です。そのための技術は大きく3つに分けられ、それぞれには以下のような技術があります。「持続性の高い農業生産方式」はこれらの技術に一体的に取り組みます。さらに平成16年5月からは福島県が効果が高いと判断した技術を「福島県が認める技術」として、「持続性の高い農業生産方式」と位置づけました。 |
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| 土づくりに対する技術 |
| ・たい肥等有機質資材施用技術 |
土壌診断を行い、良質なたい肥などを施用する。 |
| ・緑肥作物利用技術 |
土壌診断を行い、レンゲなどの緑肥作物を栽培して農地にすき込む。 |
| 化学肥料低減技術 |
| ・局所施肥技術 |
化学肥料を根の周辺等に局所的に施用する。 |
| ・肥効調節型肥料施用技術 |
肥料成分の溶け出す速度を調節した化学肥料を施用する。 |
| ・有機質肥料施用技術 |
油かすなどの有機質肥料を化学肥料に代替して使用する。 |
| ・自家製有機質肥料の施用 |
※福島県が認める技術 |
| 化学農薬低減技術 |
| ・機械除草技術 |
機械を使って雑草を駆除する。 |
| ・除草用動物利用技術 |
アイガモやコイなどを農地に放し飼いにして雑草を駆除する。 |
| ・生物農薬利用技術 |
農薬取締法上の天敵で登録を受けたものを利用する。 |
| ・対抗植物利用技術 |
土壌中の有害動植物を駆除したり、蔓延を防止する効果のある植物を栽培する。 |
| ・被覆栽培技術 |
有害動植物の付着を防止するための資材で農作物を被覆する。 |
| ・フェロモン剤利用技術 |
昆虫のフェロモン作用を有する薬剤を利用して交信を撹乱する。 |
| ・マルチ栽培技術 |
土壌の表面を有害動植物の蔓延を防止するための資材で覆う。 |
| ・田畑輪換を行う |
※福島県が認める技術(水稲、畑作のみ) |
| ・害虫密度を低下させるためにこまめな畦畔の草刈りを行う |
※福島県が認める技術(水稲のみ) |
| ・秋期に3年に1回以上の反転耕を行う |
※福島県が認める技術(水稲のみ) |
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| エコファーマーがつくる「エコ米」 |
| エコファーマーが生産したお米を「エコ米」と呼びます。「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「あきたこまち」など、人気のブランド米もエコファーマーが生産すれば「エコ米」となり、環境にやさしい生産方法に基づく安全な美味しさを提供することができます。 |
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| 福島県は全国No.1のエコファーマー認定実績(※平成19年3月末現在) |
| 様々な産業分野の企業・団体、一般家庭などで「エコライフ」に対する取り組みが顕著になっていますが、農業分野における具体的な取り組みとなる「エコファーマー制度」は平成11年度にスタートしました。福島県では平成12年度に2人のエコファーマーが誕生。以来、多くの農業者の方々が認定を受けるようになり、平成19年3月末現在で福島県には15,739件のエコファーマーがいます。この時点で47都道府県合計127,266件に対して約12.4%を占め、全国No.1の実績となっています。農業が盛んな東北地方の各県はエコファーマーの数が全般的に多くなっていますが、福島県は群を抜く実績を残しており、環境保全意識の高い農業県といえます。 |
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